TOIEC公式問題集への低評価が解せない時がある

TOIECの試験を主催しているEducational Testing Service(通称ETS)から、年に何度か公式問題集が出版される。

TOIECで高得点を取得することを趣味とする、通称TOIECerからの信頼度は厚い。
TOIECで高得点を目指すなら、模試や参考書も大事だが、公式が出版した問題集を解くべし、という。
これは一理ある。主催者が作った問題集が、一番本試験で出るパターンに似るのは当たり前である。

ところが、AMAZONのレビューを見ると、理由がちょっと理解しにくい内容でこの公式問題集に低評価を下す人がいる。

その理由とは、日本に先駆けて韓国で出版された公式問題集と内容が同じである、という旨である。

韓国も、日本と同様社会人のビジネススキルの指標としてTOIECが各企業に取り入れられている。そして、日本よりも先にETS作成の公式問題集が出版されることが多い。

TOIECerの中には、韓国で出版されるやいなや、これを取り寄せ、各々の勉強に生かす人も多い。解説はもちろん韓国語だが、問題は全て英語なので、そこだけでも勉強に生かすのである。
韓国よりも後に出版される日本の公式問題集は、韓国版の解説が日本語というだけで、問題は全く同じということがよくある。

韓国から公式問題集を取り寄せてまで勉強することは、それはそれで素晴らしいと思うのだが、日本で出版される公式問題集に対し、「韓国と同じ内容でした」と低評価をするのはいかがだろうか。

日本で出版するのであるから、当然韓国から先駆けて取り寄せている人は想定していない。
字幕や日本語吹き替えがついた洋画が日本で公開されたとき、「本場(アメリカやヨーロッパ各国)と同じ内容だった。低評価する!」と言っているようなものである。字幕付きや吹き替え版が、元の映画と内容が同じであるのは当たり前だろう。
(字幕の日本語表現や吹き替えのうまい、下手は別として)

日本で出版されるETSの公式問題集に対し、「先日出版された韓国版と同じだった」と文句を言うのであれば、先に立ち読みをしてから買えばいいだろう。
日本語の解説があると、私のようなTOIECerじゃない人は大変助かる。

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